
こんなお悩み解決します。
◆この記事の内容
- 行動力がない本当の理由とは?
- 行動して得られる本当のメリットとは?
- 行動力がないと失敗する理由とは?
- 自分で考えて行動する力を高める
- 行動力をつけるには2つのポイントを意識する
福田 政隆【ふくまさ】Twitter
今回のテーマは、インターネットビジネスに限らず、色々な分野で取り上げられるテーマですね。
ボクの周りでも、例外なく「仕事ができる人」もしくは「成功を収めている人」は、とにかく行動力が凄いです。

行動力がない本当の理由とは?
行動力というと「①猪突猛進のような何も考えずに動き出す」というような、悪いイメージを持っている人もいるかと思います。
一方で、そう考えている人は「②しっかりと考えてから動いた方が成功確率は高くなる」思っている場合があります。
ですが、後者の「②」の考え方は、個人的には間違った考えだと思っています。

前者の「①」の考え方の凄いところは、動き始めはもちろん猪突猛進という動きにはなってしまうんですが、行動をし始めた後はむしろ考える量がかなり多くなる点です。
これを後者の「②」の考え方と比べると、考える材料の質にとても大きな差が生まれます。
その結果、行動力する人の方が成功する確率は圧倒的に高くなると結論つけることができるのです。
行動して得られる本当のメリットとは?
実際に行動することで、自然と考える量は増えます。なぜならば第一歩目を踏み出すと、必ずと言っていいほど壁にぶち当たるからです。
すごくラッキーな場合や、そもそも設定した行動の難易度が低い場合には、壁にぶち当たる確率は低くなりますが、基本的に適度な難易度以上の目標に向かっているのであれば壁にぶち当たります。
なので、実際に動き始めるとうまくいかなかったり、想定とは違ったアウトプットが出てきたりと、するすると上手く行くことは少ないと考えている方がいいと思います。

と思われるかもしれませんが、それは全くの見当違いです。この壁にぶち当たるというのは、試行開始の合図でもあります。
壁にぶち当たってからが試行錯誤の始まり
- なぜうまくいかなかったのか?
- 想定していた前提条件の中で誤りはなかったか?
- どうすればこの壁を乗り越えることができるのか?
などの思考が始まります。
この思考の始まりこそが、行動して得られる本当のメリットなんです。
行動力がないと失敗する理由とは?
仮に行動を始めていない人が失敗しないように準備すると考えても、まずこの壁をイメージすることができません。
理由は単純で、この壁が見えていないからです。
ぶち当たる壁を明確にイメージできないまま行動して、行動した後に散々考える羽目になってしまうという結果になってしまいます。
さらに、あまり気にしなくていいような些細な事について、時間をかけて事前に考えすぎてしまうというデメリットもあります。
「余計な心配」が過ぎて、結局、行動していない人はその辺りも見えていないのです。そもそも「対策しよう」とか「準備しよう」とか言って、散々準備した結果、時間だけを無駄にしてしまう可能性も高くなります。
例えば、サメや危険生物のいない穏やかな海を見て、人食いサメがいたらどうしよう?と言う無意味に考えてしまったり、サメの撃退法についての本を読んだりと、とにかくやる意味がないことをやりすぎてしまうことが多々あります。
ちなみに「ちょっと考えてから動き始めよう」とか「検討しよう」というのは、言葉では前向きに見えますが、結局は行動することを後ろ倒しにしているだけです。
『今考えていることを放棄してる』と考えることもできます。
ことわざで『善は急げ』とありますが、まさにこの言葉の通りで、良いと思ったことは、すぐに行動に移すべきです。あと回しにしてしまえば、行動する意味すらなくなってしまうかもしれません。
自分の中で寝かせてしまうと、どうでもよくなってしまい、大きなチャンスを逃してしまうかもしれません。
これに対して「どうでもよくなるようなものだからどうでもよくなったんだ」という意見もありますが、行動してみてやっぱりどうでもいいという風になれば、その時に辞めてしまえばいいと思っています。
最初は、そこまで時間をかけて検証する必要はなく、お試し程度でもいいと思います。
- やっておけば良かった!
- やっておけば成長できた!
- やっておけばビジネスで成功できた!
などど後悔するのだけは避けてください。
自分で考えて行動する力を高める
僕のようにブログを始めてみようかなと言う考えが出てきた場合、まずはブログを作ってみましょう。
※ちなみに、ボクの毎月数十万円稼ぐブログの運営費は毎月1,500円程度です。
成功するかな?とか、費用が無駄にならないかな?と言うのは、この時点ではあまり気にしなくても大丈夫です。
やろうかなという発想を殺してしまう方が、よっぽどコストがかかってしまうと言う考え方に切り替えたほうがいいです。
そしてブログを運営していく中で、YouTube動画も撮ったほうがいいとか、さらにスペックの高いパソコンを準備した方が良いというアイディアが絶対に出てくるので、その時に初めてビジネスの規模を大きくすればいいのです。
実際にブログを始めてみると、YouTube動画も必ずしも必要でなく、スペックの高いパソコンも必要ないことに気づくことができるかもしれません。
こういった気づきも動かないと得られないものです。とにかく行動力はとても大切です。
行動力をつけるには2つのポイントを意識する
ここまでの説明で、行動力をつける事がメリットだらけなのは理解していただけたかと思いますが、
「言うは易し行うは難し」ということわざにもあるように、どうやって行動力をつければいいのでしょうか?
行動力をつけるには2つのポイントを意識します。
行動力をつけるには?
- 完璧主義を捨て着手主義になる
- すぐにやることで成功体験を積み重ねていく
ここから、さらに詳しく解説していきます。
『完璧主義を捨て着手主義になる』
皆さんの中に自分は完璧主義だと思っている方はいるでしょうか?
完璧主義を人によってはポジティブな考えな方だと捉えているかもしれませんが、行動力をつける観点から見ると、それは誤りだと考えています。
もちろんアウトプットの品質を高めるという意味では、完璧主義が役に立つこともありますが、完璧主義は行動の最終地点あたりで気にすればいいことで、行動の取り掛かり場面では邪魔でしかないのです。
完璧主義のデメリット
- 準備をしないと一歩が踏み出せない
- すべての項目を事前に学習してからでないとできない
- 結果的に動き始めることができなくなる
これらは成長の速度を考えると、とんでもない差を生みます。
何を準備すればいいか?どの項目を学習すればよいか?などは、行動することによって初めてハッキリと見えてきます。
10少なくとも取り掛かりの時点では、この完璧主義を捨てて、代わりに『着手主義』という考え方を取り入れましょう。
完璧に準備する必要は一切なく、なるべく早く着手することが偉いという考え方に変えてしまいます。
とにかく『着手することが正しい』という発想で物事をスタートさせていきましょう。
『すぐにやることで成功体験を積み重ねていく』
行動力をつける事によって、メリットはたくさん生まれます。これはやり始めると実感していくと思います。
このメリットを身をもって体感するということを繰り返していく中で、脳に「すぐにやった方がいい」「すぐやらないと損する」という考え方が染み渡っていきます。
もちろんこれは1回や2回の小さな成功体験ではなく、もっと長期的に繰り返さないといけないかもしれません。
しかし着実に脳みそはその経験を積み重ねます。
このことで脳が自然と行動力を推奨し始め、またその行動から、小さな成功体験が生まれ、という行動力から始まる好循環が作り出されていきます。
意識を変えるというのは簡単なことではないですが、メリットがあれば行動のモチベーションにも繋がるはずです。
まとめ
まず行動力に対する「何も考えないのではいいか?」「考えて行動した方が成功確率が高いのでないか?」というイメージは、そのプロセスを見ていけば間違いであるということをお話しました。
それから、行動力のある人とすぐやらない人の間では、その成長機会や成長機会の数に大きな差が生まれるということをお話しました。なので、出来る限り早く『行動力』を身につける訓練をしていきましょう。
最後に、行動力を付けるには『完璧主義を捨て着手主義に考え方を変える』『小さな成功体験を積み重ねていくことが大事』というお話しました。
頭で理解することと、行動することには大きな隔たりが存在しますが、
もしこの記事の内容について納得できた方は、明日からというか今から考え方を変えて、行動力を発揮できるように訓練を始めてみてくださいね。
あなたに幸運が訪れることを願っています。